卒前研修について

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目的

  1. よりよいゆとりのある一般教育を与える
  2. 専門教育期間の延長
  3. 講義室に代わる臨床実習の充実

現在、全国の柔道整復師養成施設における三年間の課程は、基礎医学部門と臨床部門に分かれておりますが、学生に方法論と適切な物の見方を指導する研修(患者体験)が行われていないというのが現状です。

本来の医療は病気に絶えず接することで、計り知れないほど貴重な知的訓練を受けるとともに、教室での講義で理論的知識を得るばかりでなく、直接実物に触れてすぐに役に立つ臨床能力を身につけることが出来ます。

しかし、医学部の教育や卒後の研修医教育制度における教育システムと比べると、柔道整復師養成施設における三年間の教育は非常に短く、さらに国家資格取得後は、すぐに医療の現場に臨床の知識をほとんど持たずに巣立ってゆき、卒後も系統的に指導も受けられない状況で働くことになります。
このような状況下においては、自分ひとりで曖昧な知識をもって診療に従事することになり、誤診・医療過誤が起きる可能性が高くなります。
従って、現在の柔道整復師養成機関のカリキュラムの範囲では到底達成できない上記の方向性について、カリキュラム以外の時間を使い、ゆとりのある心の教育と短い専門教育を、卒前研修を通して補い、正確な思考習慣を養うことを目指します。

実習時間

大宮医療専門学院の附属研修施設・診療時間内での各学年別規定時間(時間/月)

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1年生 2年生 3年生
50時間 40時間 30時間

※週2〜3回 1日5時間の実習に参加することで、本学独自の卒前研修カリキュラムを修了できます。

実習内容

1年前期〜2年前期まで

実習を行う場所には、本学院附属クリニック(受付・医事課・リハビリ助手・看護助手)、附属フィットネスクラブ(スポーツトレーナー)、附属接骨院(柔道整復師)があります。まずは医療機関全体の業務に携わり、各所での様々な業務の意味や役割を十分に理解します。

また、実際に患者様への接客業務を行うことで、医療従事者としてのマナーや責任感を養います。開業時に必要な、経営・会計の知識も、診療報酬保険請求業務や会計処理業務を通じて学ぶことができます。

研修前の全体ミーティング受付業務におけるコミュニケーション血圧計及びバイタルサインチェック心電図の電極の取付方法診察室内での症例検討及びカンファレンスX線機器の説明


2年後期〜3年前期

卒後の即戦力になれる柔道整復師を目指し、第一線の医療現場で実践力を養います。
医療・運動・栄養の融合した予防医学を、より実践的に習得していくほか、様々な医療機器の取り扱い方法の習得や、後療法の進め方等を身に付けていきます。附属フィットネスクラブで、スポーツトレーナーとしての研修を受けることもできます。

医療機器の取り扱い牽引の指導関節脱臼の整復方法の指導松葉杖の使用方法の指導レントゲン読影ストレッチの指導歩行練習の介抱医療機器の取り扱いトレッドミル・エアロバイクでの有酸素運動筋力トレーニングマシン