卒前・卒後研修日誌( 2 )

大宮医療専門学院の卒前・卒後研修日誌です。各研修施設で日々行われている研修の様子をお知らせいたします。

卒前研修・臨床実習 上腕骨骨折の固定
本日は上腕骨骨折の固定法の一つ、ミッデルドルフMiddeldorpf三角副子を行いました。ミッデルドルフ固定は上腕骨骨幹部骨折、上腕骨外科頸骨折、上腕骨近位骨端線離開に用いられる固定法です。最近、臨床で行うことは少なくなってきておりますが、実技審査の項目に入っているため練習しました。  
上腕骨外科頸骨折、テーピング
本日来院した患者さん、上腕骨外科頸骨折を学びました。上腕骨外科頸骨折は上腕骨近位の「くびれ」の部分で折れ、高齢者に好発する代表的な骨折で臨床上重要です。 症例 右上腕骨外科頸骨折(75歳、女性) <発生機序> 立ち上った時にバランスを崩し、右肩を衝いて転倒。 <症状> 右肩部から上腕部に腫脹(しゅちょう)著明、皮下出血...
臨床徒手検査法
正確な診断をするには診察法(問診、視診、触診、測定評価、検査評価)の確実性を必要とします。その中の一つである臨床徒手検査法の練習をしました。 Impingement sign(インピンジメントサイン) 目的:肩腱板断裂の鑑別 Painful aec sign(ペインフルアークサイン) 目的:肩腱板断裂の識別 Speed...
卒前研修 マレットフィンガー
研修施設のクリニックに野球でボールが右手の第4指に当たり突き指をしたという40歳代の男性患者さん来院され、レントゲン撮影の結果、右環指末節骨骨折(マレットフィンガー)と診断されました。 本日、研修生がそのマレットフィンガーに対する固定の練習をしていました。 マレットフィンガーは、野球やバレーボールなどの球技で突き指をし...
役立つ情報 クイズ
問題 誤っているのはどれか。 1.突き指は引っ張らないほうがいい。 2.年をとると筋肉痛が遅れてやって来る。 3.骨折した骨は前と同じ強度にはなるが、強くなることはない。 4.ぶつけたり、捻ったらまず冷やす。               答え 2 筋...
卒前研修 テーピング
柔道整復師を目指すにはテーピンの練習も必要です。ただ巻けばいいのではなく正確な診断と傷害の把握、正しい解剖学的知識が必要となります。 スポーツテーピングの目的  1.傷害の予防  2.再発防止  3.骨折・脱臼・捻挫・挫傷などの応急処置 医療でのテーピングの目的  1.損傷の治療  2.リハビリテーション  3.早期治...
卒前研修 指骨骨折(基節骨基部骨折)
指骨骨折は手の骨折のうちででしばしば遭遇する骨折です。基節骨骨折は指骨の中で比較的頻度の高い骨折で、機能障害を残しやすいので正確な整復が必要となります。 固定の練習
卒前研修 装具取付方法
腰を急に捻ったり、重い物を持ち上げたり、あるいは交通事故などで急性腰痛として病院や接骨院に来院される患者さんがいます。 その際に腰部を安静保持させるために装具(腰部固定帯)が処方されることがあります。 腰部以外にも鎖骨骨折や肩鎖関節脱臼に使用される鎖骨固定帯(クラピクルバンド)や肋骨骨折に使用される胸部固定帯(バストバ...
卒前研修 中手骨頸部骨折(ボクサー骨折)
中手骨頸部骨折は発生頻度が高く、しばしば高度の機能障害を残すことがあります。この部の骨折は拳を強打することによって発生することが多く、第4、第5中手骨の発生頻度が高いと言われております。 まず、骨折を整復をして骨を解剖学的位置に戻し、固定を行います。 固定を施した直後から後療法を行い、3~5週間で固定を除去します。
卒前研修・臨床実習 下肢の固定
本日の研修は、下肢のケガに対する金属シーネ固定と松葉杖歩行の練習です。 固定材料は、ソフトシーネというソフトウレタンで金属副子を被覆した副木で、クッション性が高く患部にフィットしやすいのが特徴です。 実際にソフトシーネで固定され松葉杖歩行も試しながら、患者さんがどのような気持ちで日常生活を送るかの体験です。 患者さんの...