卒前・卒後研修日誌

大宮医療専門学院の卒前・卒後研修日誌です。各研修施設で日々行われている研修の様子をお知らせいたします。

上腕骨外科頸骨折(診察技法・経過観察)
臨床現場で患者さんを施術(治療)するには、正確な診断と傷害の把握が必要になります。正確な診断を下すには診察技法を身に付けなければなりません。①医療面接(問診)②身体の観察(視診、触診、打診、聴診、感覚検査、反射検査)診断を誤らないためにも、また合併症を見落とさないためにも、原則として、あらゆる患者についてこれらの診察法...
卒前研修・臨床実習 肩部・前腕部包帯固定
本日は、肩部と肘から前腕部にかけての包帯固定の練習です。 肩部は、鎖骨骨折を想定して練習していました。 鎖骨骨折の場合は、胸郭を拡大しながら固定を施さないと再転位してしまう場合がありますので、特に緩みのないよう注意して巻かなければなりません。 研修生・1年実習生は、研修施設のクリニックに来院された鎖骨骨折の患者さんのレ...
卒前研修・臨床実習 下腿部固定
本日は、下腿部の外傷(足関節捻挫、腓腹筋肉離れ等)に対する固定の練習です。金属シーネを固定する下肢の肢位に成型して包帯で固定します。 1年生は、固定材料を使用しての練習はあまり行っていないので、包帯が緩まないよう固定するのに苦労していました。 当学院の1年生は、実技の授業以外でも卒前研修・臨床実習で練習する機会が多く与...
卒前研修 上腕骨外科頸骨折(早期運動療法)
皮下出血 これは通常は赤紫色ですが、皮膚表面に近いところの出血では赤みが強く、深いところの出血では青みを帯びてみえます。そして、時間がたつにつれ、器質化し褐色から橙黄色、淡黄色へと変化し、やがて薄らいでゆきます。 運動療法 受傷後3日から手指の運動療法開始、6日後に肘関節の屈伸運動、1週後に肩関節の運動療法を早期に開始...
卒前研修・臨床実習 上腕骨骨折の固定
本日は上腕骨骨折の固定法の一つ、ミッデルドルフMiddeldorpf三角副子を行いました。ミッデルドルフ固定は上腕骨骨幹部骨折、上腕骨外科頸骨折、上腕骨近位骨端線離開に用いられる固定法です。最近、臨床で行うことは少なくなってきておりますが、実技審査の項目に入っているため練習しました。  
卒前研修・臨床実習 上腕骨外科頸骨折、テーピング
本日来院した患者さん、上腕骨外科頸骨折を学びました。上腕骨外科頸骨折は上腕骨近位の「くびれ」の部分で折れ、高齢者に好発する代表的な骨折で臨床上重要です。 症例 右上腕骨外科頸骨折(75歳、女性) <発生機序> 立ち上った時にバランスを崩し、右肩を衝いて転倒。 <症状> 右肩部から上腕部に腫脹(しゅちょう)著明、皮下出血...
臨床徒手検査法
正確な診断をするには診察法(問診、視診、触診、測定評価、検査評価)の確実性を必要とします。その中の一つである臨床徒手検査法の練習をしました。 Impingement sign(インピンジメントサイン) 目的:肩腱板断裂の鑑別 Painful aec sign(ペインフルアークサイン) 目的:肩腱板断裂の識別 Speed...
卒前研修 マレットフィンガー
研修施設のクリニックに野球でボールが右手の第4指に当たり突き指をしたという40歳代の男性患者さん来院され、レントゲン撮影の結果、右環指末節骨骨折(マレットフィンガー)と診断されました。 本日、研修生がそのマレットフィンガーに対する固定の練習をしていました。 マレットフィンガーは、野球やバレーボールなどの球技で突き指をし...
役立つ情報 クイズ
問題 誤っているのはどれか。 1.突き指は引っ張らないほうがいい。 2.年をとると筋肉痛が遅れてやって来る。 3.骨折した骨は前と同じ強度にはなるが、強くなることはない。 4.ぶつけたり、捻ったらまず冷やす。               答え 2 筋...
卒前研修 テーピング
柔道整復師を目指すにはテーピンの練習も必要です。ただ巻けばいいのではなく正確な診断と傷害の把握、正しい解剖学的知識が必要となります。 スポーツテーピングの目的  1.傷害の予防  2.再発防止  3.骨折・脱臼・捻挫・挫傷などの応急処置 医療でのテーピングの目的  1.損傷の治療  2.リハビリテーション  3.早期治...