卒前研修 マレットフィンガー

研修施設のクリニックに野球でボールが右手の第4指に当たり突き指をしたという40歳代の男性患者さん来院され、レントゲン撮影の結果、右環指末節骨骨折(マレットフィンガー)と診断されました。
本日、研修生がそのマレットフィンガーに対する固定の練習をしていました。
マレットフィンガーは、野球やバレーボールなどの球技で突き指をして発生するものが多く、適切な処置を施せば保存療法で治癒します。しかし、放置していたり固定する肢位が適切でないと遠位指節間関節(DIP関節)の伸展障害を残してしまう場合があります。
固定肢位は、中指節間関節(MP関節)軽度屈曲位、近位指節間関節(PIP関節)屈曲位、遠位指節間関節(DIP関節)過伸展位で固定します。
研修施設のクリニックでは、アルミ副子を用いて固定肢位に成型し、DIP関節が過伸展位になるよう綿花等を入れ固定する方法を用いることがあります。
研修生は、DIP関節を過伸展位に保持固定するのに苦労している様子でした。