卒前研修 装具取付方法

腰を急に捻ったり、重い物を持ち上げたり、あるいは交通事故などで急性腰痛として病院や接骨院に来院される患者さんがいます。
その際に腰部を安静保持させるために装具(腰部固定帯)が処方されることがあります。
腰部以外にも鎖骨骨折や肩鎖関節脱臼に使用される鎖骨固定帯(クラピクルバンド)や肋骨骨折に使用される胸部固定帯(バストバンド)があります。
本日の研修は、装具の取付方法についてです。

装具とは、病気やケガなどにより身体の機能が低下した場合に、その機能を補ったり、患部を固定・保護するために装着するものです。治療が完了する前に使用する医療用装具と治療が終わり変形または機能障害が固定した後に使用する更生用装具があります。(参照:柔道整復学理論編 南江堂)

腰部固定帯は、腹腔圧上昇(腹部に適度な圧迫力を与えることで腹腔圧を上昇させ腰椎への負担を軽減する)や姿勢抑制効果(背中側を固定することで反りすぎを抑え腰への負担を軽減する)があります。また、サクロメッシュといわれる腰部固定帯は網目構造になっており通気性がよく衛生的で患者さん自身が取り外しができる構造になっています。
取付方法は難しくないのですが、一度自分自身で付けてみないと取り付けられた感触がわからないものです。
   腰部固定帯(サクロメッシュ)