マシントレーニング ⑧ 卒前研修

今回は、大胸筋を鍛えるトレーニングマシンの「チェストプレス」を紹介します。

使用方法は、
1.グリップを握る位置が胸の上部に来るようイスの高さを調節します。
2.背中をシートにしっかり付け、胸を張り、肩甲骨を寄せ、肩を少し下げるようにしてグリップを握ります。
3.グリップをしっかり握り、肘を曲げた状態から斜め上へ、肘を伸ばし切らない位置まで押していきます。
4.ゆっくり元の位置に戻します。
5.3 ~ 4を繰り返し行います。
注意点として、
トレーニングを開始する前にしっかりと胸を張る姿勢を意識してください。背中を反り、腰を少し浮かすくらいの位置が正しい姿勢です。姿勢が崩れてしまうと、このトレーニングで最も重要な大胸筋への効果が薄くなってしまいます。グリップの握り方についても、親指をグリップに掛けずに示指の横に揃えるように握ります。上腕の力みを少なくする握り方になります。

大胸筋を鍛えるトレーニング方法として、他にもベンチプレスがあげられますが、2つのトレーニングの違いは、
1)ベンチプレスは肩への負担が大きく、チェストプレスは負担が小さい。
2)ベンチプレスは可動域が広く取れるので、大胸筋、三角筋、背筋、上腕三頭筋など、幅広く鍛えられるのに対し、チェストプレスは大胸筋に特化して鍛えられる。
3)ベンチプレスは、限界重量を高く設定し、高負荷のトレーニングが出来るが、ウェイトが落ちてくる危険性に注意しなければならない。チェストプレスは限界量が低いかわりに安全性は高い。

筋肉作用が似た鍛えられるトレーニングであっても、負荷の掛かり方・安全性・どの範囲まで鍛えられるのかは違います。体を鍛えるトレーニングを目的とするのか、リハビリを目的に負荷を掛けすぎずに体を動かすのを卒前研修では勉強していきます。

次回は、上腕二頭筋を鍛えるマシンを紹介する予定です。 (運動指導員:石原)