マシントレーニング⑤(卒前研修)

今回紹介するマシントレーニングは、上腕三頭筋を鍛えるトライセップスプレスです。

使用方法は、
1.シートに腰かけ、姿勢を正してグリップを握れる位置になるようシートの高さを調節します。
2.グリップをしっかり握ります。
3.姿勢を正した状態で、肘を伸ばしながらグリップを下におろします。
4.おろしきったら、力を少し抜いていきグリップをゆっくり元の位置に戻します。
5.3~4を繰り返し行います。

注意点として、グリップを下におろしていく際に姿勢が崩れて前のめりにならないようにします。前のめりになると自分の体重がグリップに乗ってしまい上腕三頭筋に負荷が掛かりません。背中を背もたれにしっかりつけたままグリップをおろしてください。

上腕三頭筋は、女性が気になる腕の振袖にあたる部位です。上腕三頭筋は使わなければ脂肪が垂れて腕を上げた際に、筋肉が垂れているように見えます。上腕二頭筋は、ダンベル等を持って肘を曲げることによって鍛えられることは広く知られていますが上腕二頭筋の裏側にある上腕三頭筋を鍛える方法はあまり知られていません。トライセップスプレスは、上腕三頭筋を直に鍛えるのに適したトレーニングマシンです。鍛えることによって引き締まった上腕をつくります。

上腕二頭筋と上腕三頭筋は、肘関節の曲げ伸ばし動作において拮抗筋の関係にあります。
拮抗筋とは? → 拮抗筋とは、動かそうとする筋肉と反対の動きをする筋肉のことをいいます。肘を曲げる際には上腕二頭筋が主動筋として働き筋収縮をし、上腕三頭筋は反対に筋伸張します。従って、肘を曲げる動きをするときは上腕二頭筋と上腕三頭筋は拮抗筋の関係にあるといえます。

関節を曲げ伸ばしするだけでもいくつもの筋肉が連動して動かすため、一つの筋肉だけを鍛えるだけでは体のバランスを損なうことになります。

卒前研修では学院の授業で学んだ骨格系の名称や作用をマシンを使いながら実践することで、より理解を深めることができます。また、運動療法の指導も正しく行うことが出来るようになります。

次回は有酸素運動のマシンを紹介する予定です。 (運動指導員:石原)