本日は、新1年生の研修生が入って第1回目の勉強会、テーマは「鎖骨骨折」です。
研修施設であるクリニックに来院された患者さんは、12歳の男児、サッカーの練習中に右肩部から転倒して受傷。
左手で右腕を支え首を少し右に傾けて来院されました。
症状やX線像の結果から右鎖骨骨折と診断される。

勉強会(鎖骨骨折)

勉強会(鎖骨骨折)

鎖骨骨折 受傷時

鎖骨骨折 受傷時

[ 受傷時 ]
腫脹等は少なかったが、右鎖骨部に上方凸変形がみられた。

鎖骨骨折 整復後

鎖骨骨折 整復後

[ 整復後 ]
少しの時間、仰臥位で脊柱にバスタオルを入れ、胸郭を広げ大胸筋の緊張を取ってから坐位で整復を行った。
固定はテーピングと包帯、クラピクルバンドで固定

鎖骨骨折 2週間後

鎖骨骨折 2週間後

[ 2週間後 ]
骨癒合は良好

鎖骨骨折 3週間後

鎖骨骨折 3週間後

[ 3週間後 ]
小児の場合は、成人に比べ自家矯正力が旺盛のため骨癒合は早い。

現在は、頚部、肩関節の可動域制限が残存しているため電気療法、手技療法等で改善を図っている。

1年生は、初めて聞く解剖学用語や医療用語に戸惑っていましたが真剣に聞いていました。